ウォーリーボックス(
Worrybox)は、19世紀、産業革命頃のイギリスの北東イングランドの城塞都市ニューカッスルアポンタインから当時オマーン王国が支配するアラビア半島へ船の修理に向かった造船技師たちがいた。
しかし彼らたちを乗せた商船が、その地域に出没する海賊に乗船客もろとも囚われてしまい、不運におびえる婦人をなだめる為に作られたのが、天使の姿を彫った三体の木人形なのである。
その光景を見た乗船客の一人が、機転を利かし人形と一緒に救援要請の手紙と共に皮袋に入れたのが
ウォーリーボックス(
Worrybox)の由来だといわれている。
無事生還した婦人達から、その逸話を聞いた商人が天使の姿を熟練のガラス職人に作らせ、箱に入れて自分の店に来た客らに贈答品としてくばったところ、意中の人に告白された・探し人が見つかったなどの悩み事が解決したという噂が広まって、それ以来北東イングランドでは幸運の小箱として
ウォーリーボックス(
Worrybox)が人気になったのだ。
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